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子供の矯正

子供の矯正について

子供の矯正について

子供の矯正は、小児矯正とも呼ばれ、ヨーロッパを始め欧米では古くから取り入れられている治療法になります。
大人になってからの矯正となると成長が止まってしまい歯の移動のみとなりますが、子供の頃から矯正を行っておくと、顎の骨がまだ柔らかく、成長と共に歯並びを調節することが出来ます。

ただし、成人になり成長が止まってから矯正した方がいい場合もありますので、子供の頃から必ずしも矯正を行わなければいけないことはありません。

矯正の重要ポイントは
早期スタート

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矯正治療で
改善できること

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歯並びに影響を与える
悪い習慣

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子供の矯正は早期スタートが重要

歯並びのご相談の目安として7歳、あるいは前歯の永久歯が2本出て来た頃が良いタイミングです。その時期に将来の歯並びの大まかな予想ができます。矯正治療先進国アメリカにおけるアメリカ矯正歯科学会は、矯正治療の初診年齢として7歳をお勧めしています。

早期治療は、まだ乳歯の時期(乳歯列)や、乳歯と永久歯が混じりあった時期(混合歯列)に、あごの成長を見ながら咬み合わせやあごの形、大きさなどの改善を行うものです。子供の成長は早いので、この時期の適切な治療は大切です。
現代人はあごが小さく、歯が大きい傾向なので、歯をきれいに並べるスペースを得る方法として、やむを得ず歯を抜くことがあります。こういう場合、早期治療であごの骨をコントロールし、結果的に歯を抜かずに済んだというようなケースがあります。歯とあごとのバランスやトータルな機能の増進という点から考えても、あごの骨のコントロールが容易な早期治療が得策と考えられます。

受け口や開咬など四~五歳の乳歯列の段階から治療したほうがよい場合もあり、早めに相談されるのがよいと思います。

子供の時期から矯正を始めるメリット

①咬み合わせの改善

歯並びが悪いと噛むことが難しかったり、痛みを発したりします。
矯正することで良く噛むことができ、胃や腸の負担が改善されます。

②虫歯、歯周病のリスクの軽減

歯並びが悪いと歯の間の隙間に食べかすが残ったりします。
矯正することによりブラッシングが行き届き虫歯や歯周病を防ぐことができます。

③手術の必要性が減る

子供の頃に矯正治療を受けることで、大人になってからの手術の必要性を軽減させることができます。

④見た目の解消

歯並びをきれいにすることにより、人前で思いっきり笑うことが出来たり、恥ずかしさを感じることがなくなるため日常生活を楽しく送ることができます。

⑤抜歯の可能性が軽減される

狭い顎を広げたり、顎の成長を子供の頃に正しい形や位置にすることにより、不必要な抜歯を避けることができます。

⑥装置を装着する期間が減る

本格矯正が必要になった場合、小児矯正を事前に受けることにより治療期間を短くすることができます。

⑦歯並びが悪くならないようにコントロールできる

乳歯のタイミングで抜歯をすることで、悪い方向に生える原因が減少し、咬み合わせを良くします。

子供のための矯正装置

成長期の子供に使用する矯正装置は、単純に歯並びを整えるだけではなく、骨格に合わせて上顎、下顎の成長促進、成長抑制を行い、バランスの良い骨格に近づける事を目的としています。
その為、適切なタイミングできちんと使用すれば、第1期治療(簡単な装置を用いた)だけで矯正治療を完了できることも多く、凸凹の歯並びでも抜歯することなく治療できるなど、大きな効果が挙げられます。

[矯正装置]

[矯正装置]

[装着時]

[装着時]

[矯正装置]

[矯正装置]

[装着時]

[装着時]

歯並びに影響を与える習癖

歯並びに影響を与える習癖

歯並びを良くするだけでなく、子供の頃から様々な障害を防ぐことで歯並びを良くすることができます。
以下にあげる習癖は、成長期の子どもの歯並びを悪化させる要因の一つです。

指しゃぶり

指しゃべりは約2歳くらいまでに起こる赤ちゃんの癖です。しかし、いつまでも指しゃぶりが治らない場合、出っ歯になったり、上下の歯が咬み合わなくなったりする可能性があります。
指先に苦手なものをつけてあげると癖が治る可能性があります。

口呼吸

普段から口を開けていませんか?鼻炎の方や花粉症、へんとう炎があると、鼻で呼吸がしづらく口呼吸をするようになります。
長い間口を開けて生活する習慣が癖づくと、顎の発育に悪影響を与える可能性がありますのでご注意ください。

姿勢が悪い

普段から椅子に座る姿勢、歩き方が猫背だったりすると顎の成長発育に大きく影響します。普段からお子さんがテレビを見ている時や、ゲームしている時に猫背になっていないか姿勢をしっかり確認するようにしましょう。

舌を出す癖

普段、舌を上下の歯の間に挟んだり、食事をする際に舌を出しながら食べる癖はありませんか?
その習慣が定着してしまうと上下の歯が閉じなくなったり、顎の発育に悪影響を及ぼしたりします。

舌癖について

舌癖について

一般的に何かを飲み込む場合、上下の歯が咬み合わさり、舌の先が上顎に吸い上げられるかのように動きます。また、普段リラックスしている状態であれば、舌は上顎にくっついている状態になります。
しかし舌癖がある場合は、上下の歯を前に押し出すように飲み込みを行うため人よりも舌圧がかかり、開咬や上下前突などの不正咬合になるリスクが高まります。

※矯正治療を行っても、舌癖がある場合は進行が進みにくくなったり、後戻りする可能性もあります。

舌癖改善トレーニング

舌癖改善トレーニング

子供の舌癖を治して正しい飲み込みの仕方、普段口呼吸を行っている方を鼻呼吸に導くトレーニングになります。
一般的には、こどもの筋機能療法(MFT)と呼ばれています。

当院では、舌癖を治すのと同時に矯正治療を併行して行う場合もあります。トレーニングの時間は1回あたり約15分~20分程度になります。
舌癖以外にも普段の癖や行動についてもお聞かせ頂く場合もあります。

【トレーニングにはこんな効果が見込まれます】

  • 舌の筋肉の力を強くして、正しい飲み込みができるようにする。
  • 唇が開いたままにならないように、唇周りの筋肉を強くする。
  • 治療後に正しい咬み合わせにする。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用

  1. 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。
    個人差はありますが、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
  2. 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  3. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  4. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  5. 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  6. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、ごくまれに神経が障害を受けて壊死することがあります(歯の変色)。
  7. 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。
  8. 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合があります。
  9. 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっていると、歯が動かないことがあります。
  10. 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  11. 歯が動くスピード、治療の難易度など様々な問題により、当初予定した治療計画や治療期間が前後する可能性があります。